シニアのみなさんが「安心」して、仲間づくりや社会参加できる場を提供し、
生きがい作り、社会参加の道具としてのコンピュータの学習を支援することを目的としています。
タウンモビリティの目的
1人では外出困難な高齢者や障害者のための外出支援
年をとっても、障害があっても、毎日活き活きと暮す為に・・・映画に言ったり、友達と会ったり、買い物をしたり、食事をしたり・・・誰でも楽しい毎日が送れるようにする。それがタウンモビリティの考え方です。
タウンモビリティとは、小売店や商店街の施設等をバリアフリー化する、障害者・高齢者などの移動が困難な人に電動スクーター・車椅子を貸し出すなど、町を利用し易くなるための取り組みです。
目的
高齢者・障害者の外出・社会参加を支援
高齢者や障害者の外出・社会参加を支援することで、閉じこもりを防止し、健康の増進をはかり、生きがいをもって活き活きと暮らせる町を作ります。
中心市街地の活性化
中心市街地において、外出支援を行うことにより、中心部の空洞化を防ぎ、居住人口を確保し、街の核として中心市街地の機能を確保し活性化をはかります。
バリアフリーの街づくり
中心部商店街のバリアフリーを促進することで新しい顧客層を確保し、商店街の活性化を支援するといった街づくりを提案します。
これからの社会
2015年は4人に1人、2025年は3人に1人が高齢者。
誰もがいつかは年をとり障害者になる。つまり障害者・高齢者の問題はすべての人が共有する課題なのです。
イギリスにおけるショップモビリティから学ぶこと
タウンモビリティの思想は、イギリスにおいてショップモビリティとして生まれました。それは1981年、買い物に行きたくても行けない外出困難な高齢者を支援しようというショッピングセンターの取り組みで始まりました。
イギリス、ウーバーハンプトン市はショップモビリティシステムを導入後、街の活性化に成功した都市の一つです。同市はバーミンガム市から電車で30 分の場所に位置し、久留米市とほぼ同じ人口規模で環境も大変にています。産業の多様化により同市の経済事情は非常に落ち込んでいましたが、10年前にショップモビリティシステムを導入し各地から買い物客を引き寄せることに成功しました。その経済効果の数字はイギリス国内でも上位に入る成績です。
- Wolverhampton
- ウーバーハンプトン市。バーミンガムの北、車で約30分の場所に位置する人口およそ 242,000人。
- Birmingam
- バーミンガム市。イギリスの第2の都市。イギリスのほぼ中央に位置する人口およそ 990,000人
タウンモビリティを導入し、多様な立場(市民や企業)のボランティアが事業実施にかかわることで、市民参加型の街づくりを実現することが可能となります。